登山から林業まで幅広く愛されるGARMINのハンディGPSがアップデート
全2シリーズ、4製品の特徴を解説
イリジウム通信対応のGPSMAPが登場
今回の発表で一番の驚きは、林業や登山で広く活用されるGPSMAPにイリジウム通信機能が対応できるようになった事。 機能面で説明すると、携帯電波の届かない山間部や海上でも家族や会社や知人などとイリジウム衛星通信を介して、メッセージのやり取りができると言うこと!今までのハンディーに比べ、かなり活用シーンの増加が期待される
GPSMAP66i
イリジウム通信対応機のモデル名末尾に”i”がつき、イリジウム通信を利用するには、月額の使用料金が必要となるが、その休止も容易にできるため、アウトドアアクティビティや業務を楽しむ方は必要な期間のみ契約するといった使い方が可能。
通信は地球上のすべての場所(上空が見える場所)で可能で、SOSボタンを押すことで救助要請も可能な点がイリジウム通信の最大の利点
GPSMAP64csx
従来のGPSMAP64csJをアップデートした
GPSMAP64csxは受信対応衛星にGalileoを加えた点や内蔵されるメモリを8GBから16GBに倍増しつつも、価格を同価格に抑えたモデルとなる。
ハンディGPSの中でもGPSMAPシリーズは”クアッドヘリックスアンテナ”を搭載しているため、一昔前の垂直に保持しなければ衛星の電波を正確に受信できないという状況にならず、どんな状況でもさっと取り出し、本体の角度など気にせず使えるハンディGPSである。
バッテリーについて
イリジウム通信対応の66iは充電式で35時間の動作が可能
64csxは従来どおり16時間の動作となるが単三タイプの電池を使用できる。※重量がかさむが電池を持ち歩くことで、より長い時間の動作が可能である。
変化した、eTrexシリーズ
スペックシートにもほとんど表れない新旧の差とは?
この2機種に関しては”メモリの増強だけ”
メモリが増えたのだが、記録できるウェイポイントなどは据え置き。
CPUの性能強化
今回のeTrexはそのCPUが強化されたようだ。CPUの性能は”ムーアの法則”に沿うようにどんどん進化しているので、約4年もあれば(前モデルは2015年発売)その差はかなり大きいと考えていい。
体感的な差がどの程度出るのかは実機で試したいところだが、自転車シリーズのEdgeでは1000Jから1030、820Jから830の移行でCPUが変わり、そのの進化を実感した人は多いのではないだろうか?
簡単に言うと、ガラケーがスマホ”レベルまで快適になったと言えば分かりやすい
操作ストレスの蓄積は様々な判断ミスにつながる為、緊張感あるシーンでの活躍に期待したい。
性能UPでも価格は据置!
より快適に動作するようになり、内蔵メモリも倍増したeTrexだが、価格は据え置きなのだ。
本体カラーも30xのグレー、20xのオレンジから刷新され、ミリタリーなサンドストーンなカラーとブルー?ネイビー?カラーとなった。
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