アスリートと貧血(社長ブログ)

スクールの女子選手

最近、調子が上がらず『練習方法の改善?』『選手の精神状態?』『筋トレ不足?』色々な事を考え、原因追求を半年くらいかけてやってきました。

しかし、なかなか結果に繋がらず「良くもなく、悪くもなく普通の結果」止まり。練習はしっかり出来ている、もっと結果は出るはず!と思いながらも時間だけが過ぎていく日々。

この選手は普段あまり言い訳をしないと言う性格の持ち主なのですが、レースやポイント練習時の状態について詳しく聞いてみると『太もも前あたりが痺れる』『つりそうになる』『まだ余力あるのに、追い込みきれない!』などの状態を伝えられた。

そこでピンときました!

『貧血ではないか?』と。早速、検査に行かせたところ下記の様な結果が、、、

弊社の専属アドバイザーでもある『榎木和貴 創価大駅伝監督』に検査結果を見てもらいアドバイスを受けたところ下記の回答がサクッと出てきました!

女子選手でもトップ選手は14以上あります。RBC(赤血球)も4.27ですが5.00くらい欲しいね。貧血の原因は食事もですが、間食などで菓子パン、お菓子、ジュースなど砂糖の摂取による阻害が一番よく見受けられる要因です。練習後30分以内にアミノ酸、プロテインの摂取やなるべく早く食事が摂れると良いです】との事。

理想的な食事メニューについても下記の通りサクッと写メが届きました。

特に、女性アスリートを抱える指導者や保護者の方々の参考になればと思いますが、原因の発見には『対話』が必要だなと、つくづく思いました。特に我慢強い子どもほど、大人が深く聞いてあげる事が原因究明の近道なのかもしれませんね!

補足

上記で述べた様な体調の異常を発見するのに、GARMINをつかうのも一つの手です。

GARMINの時計では、常に心拍データを取り続けてくれます。これにより『トレーニング効果』と言う項目が表示されますが、『貧血の選手の場合ここの数値に変化が現れます。有酸素系のトレーニングをしているはずなのに、無酸素トレーニングのグラフに異常な数値が現れたり、下記のグラフの様に

「ゾーン5」を目指したポイント練習をしているにもかかわらずゾーン4までしか表示されないなど、この辺りの数値も体調の異常を発見するのに役立てて頂くと良いかもしれませんね!

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