走姿顕心 vol.10

熊日30kmロードレース

現在、NHK大河ドラマ「いだてん」の主人公 金栗四三の出身地でもある熊本県で、歴史あるロードレースの『金栗記念 熊日30kmロードレース大会』が熊本城マラソンと併設で開催されました。

実業団から学生のトップランナーが全国から多数集まり、マラソン挑戦への登竜門として白熱したレースが繰り広げられました。

私が監督をつとめる創価大学も2名の選手が出場しました。

前半は、聞谷選手(トヨタ紡織)がレースの主導権を握り20名を超える大集団でレースが進みました。そこから15km、20kmと徐々に人数が絞られていきます。

先頭争いは終盤23km過ぎに動きがあり、片西選手(駒澤大)と吉田選手(青山学院大)が抜け出し、勝負は残り2kmで片西選手が渾身のスパートで追いすがる吉田選手を振り切り1時間29分34秒と大会歴代7位相当の好タイムで優勝を飾りました。

創価大学勢は米満が18km付近まで先頭集団に食らいつくものの力及ばず1時間33分29秒で11位、上田が後半粘りを見せ、1時間34分51秒の16位で終えました。

初の30km、ハーフマラソン以降の未知数への挑戦という点で、25km以降のスタミナ不足に課題はありましたが、大きく崩れることなく走り切れたことが自信に繋がると期待しています。

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