MLT カルチャーブログ -風が強く吹いている

はじめまして。MLTsports 川崎地区特派員(?)のNハタです。
ここでは、ジャンルに拘らず、様々な話題を書き綴っていきたいと思います。
初回はアニメ作品の話題を。

風が強く吹いている
三浦しをんによる人気小説が原作の連続アニメ作品です。先日、惜しくも最終回を迎え完結しました。

物語の舞台はMLTとは浅からぬ縁のある箱根駅伝。
なんとなく見始めたものの、作品のクオリティの高さとその熱量に、どっぷりとハマってしまいました。

ストーリーは「がんばれ!ベアーズ」や「クールランニング」のような、「ヘッポコ集団がスポーツを通じて何かを成し遂げる」という、クラシックな青春スポーツドラマ。
素人集団が短期間で箱根駅伝出場を目指すという設定にリアリティを感じられるかどうかは、評価が分かれるところかもしれません。陸上競技では、野球やサッカーのように、弱小が奇跡的に強豪に勝つ、という展開が難しいですからね。

ちなみに、予選会出場のための最低条件は
5000m :16分30秒 または
10000m :34分
だそうですね。…素人にとっては山の如しハードル。

箱根駅伝を目指しトレーニングを続ける日々を軸としながらも、物語の醍醐味は群像劇としての人間のドラマにあります。
選手一人一人の人間描写の丁寧さ、キャラクターの書き分けがとにかく上手で、個性あふれる選手たちを半年以上に渡り見続けていたら、最終的には後援会メンバー、もしくは親のような視点になっていました。
選手一人一人が、ランナー経験がある人なら誰しもが一度は自分に問いかけるであろう、「何のために走るのか?」「走ることにどんな意味があるのか?」自問自答しながら、それを乗り越えて何かを得る姿には、嫌でもグッときてしまうのであります。
個人的には、不器用な性格で就職活動に悩む「キング」がもっとも人間臭くてイケてなくて好きでした。

そんな熱いストーリーでありながらも、箱根駅伝という競技を一歩引いた視点から評論するような描写も散りばめられているのが侮れないなぁと。
外国人留学生選手の是非に言及する回があって、センシティブで難しいテーマの扱い方と掘り下げ方が、実に現代的だと感じました。


ラン、トライスロンを愛する皆様には全力でおすすめしたいところですが、放送が日テレ系列のため、もしかして宮崎では地上波での放送がなかったのでしょうか…??
幸い、amazonプライムビデオGYAO!でも視聴できるようなので、お時間のある方はぜひ観てみてください。
子どもたちにもおすすめしたい作品です。

走り出したくなりますよ。


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